お寺に絵本が300冊!? 親子に大人気『お寺図書館』 5/18開催

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みなさんは自分のあかちゃんやこどもに絵本を読んでいますか? 私は幼い頃から絵本が大好きで、大人になっても絵本への興味(愛情?)は増すばかり。なので、我が子が生まれてからはあかちゃんの頃から絵本を毎日いっぱい読んであげて…と言いたいところですが、正直なところそうはいきませんでした。

 

その理由は「育児に疲れて絵本の読み聞かせどころじゃない」「絵本を見せてもこどもが喜んでいるのかわからない」など色々。理想と現実は違うものですね(笑)

 

それでも絵本が大好きなのは事実なので、もっといろんな絵本に私も出会いたいし、こどもにも出会ってほしいという気持ちはずっとありました。「そうだ! 図書館に行こう! 家と環境が変わってこどもも絵本に興味を持ってくれるかも!」と我が子があかちゃんの頃に図書館に連れて行ったのですが…

 

きれいに棚に並んでいる絵本をとりあえず次々と床に落とす、絵本を閉じて開いてを繰り返す、と“絵本=オモチャ”状態な上、途中でグズッて泣くわ、オムツ交換が必要になるわ、その対応に私が疲れてしまってどんより帰宅。あかちゃん連れの公共の場は何かと気を遣ってしまうことが多いですよね。

 

そんな私のような経験をした方、ゴロ寝しながらのんびり絵本を読みたい方、京都のお寺でゆっくり親子タイムを過ごしたい方、そんな方々にピッタリのイベントがあります!「お寺であかちゃんと一緒に気兼ねなく絵本が楽しめる♪」という何ともユニークで楽しそうなイベントが来る5月18日(木)11:00から京都で開催されるらしいのです。その名も『お寺図書館 ~絵本ときどきごろ寝~』。MaMan KYOTOが企画・運営している不定期開催のイベントで今回が3回目。「次はいつ?」「定期開催にして!」といった声が1回目の終了後からあった人気のイベントなんだとか。

 

『お寺×親子×絵本』で生まれるほっこりタイム

MaMan KYOTOのみなさんにお話しを伺うために向かったのは京都の繁華街に佇む天性寺。

 

『お寺図書館』が開催される場所なのですが、その歴史は古く天正5年(1577年)に創建されたという由緒あるお寺。境内に足を踏み入れると、賑やかな寺町商店街の並びにあるオアシスのようで、小鳥の美しいさえずりや清らかな空気に自然と心が穏やかになりました。(こんな素敵な場所で絵本が楽しめるなんて最高やん♪)

本堂

 

『お寺図書館』は本堂手前にあるこちらで

 

 

5月18日(木)に開催される『お寺図書館』では、広~いお寺の和室にずらりと並べた絵本を畳の上でゴロゴロしながら自由に親子で読むことができるんだそう。あかちゃんが泣いちゃっても大丈夫。授乳・オムツ替えスペースや、持参したおやつやランチを食べられるスペースも用意されているそうなので、周りの目を気にすることなくママやパパもリラックスした時間を過ごせるのではないでしょうか。

 

そしてなんと! 今回の『お寺図書館』は特別で、インドネシアから来日されているサリーさんによる英語・インドネシア語による絵本の読み聞かせや、インドネシア語のこども向け遊び歌なんかも披露される予定なんだそう。ご主人の留学のため家族で日本に滞在中というサリーさんですが、今年10月には帰国されるそうなので、5月18日が最初で最後の登場となりそうです。

小学校3年生の男の子と4歳の女の子のママ、サリーさん

 

「言葉がわからなくても大丈夫! 異文化にふれる機会としてお越し頂ければ嬉しいです。」とMaMan KYOTOのメンバーのみなさん。

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お寺図書館 vol.3 ~絵本ときどきごろ寝~

【 日 時 】

5月18日(木)

11:00~15:00(入退室自由)

 

11:15~(約15分間)世界の絵本を知ろう!~インドネシア語・英語の絵本読み聞かせ~

12:00~(約 30分間)マイ先生による手遊び&読み聞かせ

 

【 場 所 】

天性寺(京都市中京区寺町通三条上ル 天性寺前町523)

地下鉄(東西線)「京都市役所前」駅から徒歩5分

 

【 費 用 】

500円(一家族)

 

【 申込方法 】

フェイスブック(https://www.facebook.com/events/1851424748442586/)から「参加予定」をクリック

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どうしてお寺で絵本なの?

今回の『お寺図書館』を企画・運営しているのはMaMan KYOTOメンバーの4人のママたち…岡田能子さん、柳原香奈さん、當麻千智さん、永井舞さんです。

(左から)永井さん・當麻さん・柳原さん・岡田さん

 

そもそもどうしてお寺であかちゃんウェルカムの図書館を開催しようと思ったのでしょうか? 私が一番気になっていた疑問を取材日にいらっしゃった岡田さん、柳原さん、當麻さんに聞いてみました。

 

岡田さん:「私は京都生まれなこともあり、幼い頃からお寺や神社を身近に感じていました。地域のこどもや大人が気軽に集まる場所として存在していた昔の寺子屋のように、観光以外の目的でも幅広い年代の人が集まる場所として親しめる場所があればいいなぁ、とずっと思っていたんです。京都には歴史あるお寺がたくさんあるので、そういう多くの人が長い間大切にしてきた不思議と心落ち着く場所で親子が何か楽しめたら…素敵だなって。」

お寺でほっこり親子タイム

 

柳原さん:「昔から人々に親しまれ大切にされてきた場所、例えばお寺で、親子がゆっくりと過ごす機会ってなかなかないと思うんです。畳に馴染みのないこどももいるようですが、広い畳の上を歩いたり寝ころんだりした時の感覚や匂い、目に映る歴史を刻んできた柱や中庭、いつもとちょっと違う雰囲気の中でこどもなりにたくさんのことを五感で感じ取ってほしいんです。」

縁側から見える美しい中庭

 

そんなおふたりの想いが『お寺図書館』として実現した理由のひとつに、當麻さんのご家族の協力があったんだとか。

 

當麻さん:「実は私の主人が天性寺の住職をしているのですが、主人のお母さんが絵本好きで、絵本作家さんのお知り合いもいることから300冊もの絵本を所有していたんです。天性寺は観光寺院じゃないけど、人が気軽に集まれる場所になればいいな、と家族とも話していたので、場所と絵本を提供することにしたのが『お寺図書館』の始まりです。」

選りすぐりの絵本が300冊

 

なるほど~。『お寺図書館』の誕生にはそんな想いやきっかけがあったんですね。特別な時にだけお寺に行くのではなく、日常の中にお寺で親子がのんびりと過ごせる時間があるってなんだかいいですよね。

 

MaMan KYOTOの想い『ママがキラキラできる場をつくる』

『ママがキラキラできる場をつくる』という想いを胸に2015年10月にMaMan KYOTOを立ち上げた岡田さんと柳原さん。“maman”はフランス語で“ママ”という意味。MaMan KYOTOの活動は、こどものため、ではなくママのため、なんだそう。確かに、こどものことばかり優先してママが楽しんでいなかったら、こどもも心から喜べませんよね。ママの笑顔がこどもは大好き! ママの楽しむワクワクが、こどもをよりハッピーにするんだと思います。

MaMan KYOTOの活動をスタートした頃

 

立ち上げ当初は京都の四条烏丸にあるThink Thankで月2回ママ向けの講座を行っていて、それを受講した當麻さん・永井さんが、立ち上げメンバーの岡田さん・柳原さんと意気投合してMaMan KYOTOのメンバーに加わったんだとか。

 

実はMaMan KYOTOのみなさんには、それぞれ本業のお仕事がある、というからビックリ! 岡田さん(4歳の女の子のママ)はこどもの絵を京都伝統の金彩友禅で一筆一筆丁寧に染めて一生の宝物にするという『PePe』の代表であり、柳原さん(小学4年生・1年生の男の子と生後2ヶ月の女の子のママ)は東京の出版社に務め4年前にご主人の転勤で京都に移住しフリーランスで書籍の編集を行い、當麻さん(2歳の男の子のママ)は天性寺に嫁いでからも家族の理解があり老人ホームの福祉の仕事に就きながら『Team KAKERU』のメンバーとして「福祉介護は面白い!」を楽しくクリエイティブに伝える情報発信をラジオやイベントなどで行い、永井さん(2歳の男の子のママ)は小学校の先生(現在育休中)なんだとか!

 

育児と仕事に追われながらもMaMan KYOTOの活動をしているなんて、みなさんパワフル!  でも両立が大変そう!と思っていたのですが、みなさんがMaMan KYOTOの活動を通して得るものは「楽しい」という気持ちがほとんどなんだとか。

 

當麻さん:「親だけで育児をしていると大変なことも色々あるけど、MaMan KYOTOのメンバーやイベントに参加してくださったママやパパたちといろんな話をしていると悩みもストレスも軽くなります。」

 

岡田さん:「ママがキラキラできる場をつくる、という想いのもと、自分たちがやりたいことを企画しているので、忙しくても辛さはなくてイベント終了後には達成感でいっぱいです。」

 

柳原さん:「異業種ママの集まりだからこそ、いろんな刺激があって、いろんな人の輪が多方面に広がっていくんです。『お寺図書館』以外にも、発想が変わってる!と言われる様々なイベントを企画・運営しているんですよ!」

 

さて、どんなイベントを開催されているのでしょうか? フェイスブックでの告知しかしていないのに、口コミなどでも人気が広がりどのイベントも毎回定員がいっぱいになるそう。5月18日(木)の『お寺図書館』の体験レポートとともに、MaMan KYOTOのその他の活動内容もご紹介しようと思います。お楽しみに~♪

 

【フェイスブック】

https://www.facebook.com/mamankyoto