カラータイプ診断とは?こども向けのKIDS版を体験してわかった、意外な結果。

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2017年10月に開催されたオヤノミカタフェスタには、2つのワークショップがありました。ひとつはいろは出版によるアルバムづくり(その記事はコチラ)。もうひとつは、カラフルコンサルタント京都によるカラータイプ診断。今回は、こどもと一緒に楽しめる「カラータイプ for KIDS」を体験できるものでした。

カラータイプ診断とは、カラータイプ協会が作成した、色彩心理学を軸とした性格診断システムのこと。直感的にできるので、こどもでもすぐに出来るのがポイントです。当日は予約制だったのもあり「見かけたけど参加できなかった」という方、また「診断って何?どんなことをするの?」と気になる方などいらっしゃるのではないでしょうか。
では実際、どんな内容で、どんな診断が出たのか? ちょっとのぞいてみたいと思います。

カラータイプ診断を体験! 親も子も簡単、好きなカードを選ぶだけ。

今日の講師は、カラフルコンサルタント京都代表の根來川晃絵(ねきがわてるえ)さんです。

「まずは、色についてのお話から。『色には言葉がある』って知ってました?」
カラータイプ診断の最初は、色の見え方、光、三原色といった科学的なお話から。そもそも色って何だろう?そんな疑問からの導入。絵入りでとっても分かりやすい。
そしていよいよカードの出番。こどもたちは既に、目の前にあるカードやクレヨンの方に興味津々の様子。

「お母さんもこどもも、自分の気持ちにピッタリのカードを選んでみてください」
カラフルなカードの中から、思い思いのカードを選びます。

同じカードばかりかと思いきや・・・よく見ると、書いてあることが少しずつ違うの、分かりますか?

あっちのカードは、ピンクの背景で、ハートマークの下に「やさしい」
こっちだと、ハートマークは同じでも、背景が水色で「だいじょうぶ」
むこうは、黒背景で太陽マークまで同じながら、言葉は「一人で!」と「ビシバシ!」・・・

むむ、これは難問。よく似ているけど、かなりの種類がありそうです。

「ぼくこれ!」「こっちか、こっちかなぁ」「えー?お母さんどう思う?」

たくさんあるカードの中から、ビシッと決める子や、迷いながら選ぶ子、色々並べる子。
診断を受ける前から、既にここから個性が見えてくるようでした。複数の親子が一緒に体験するワークショップならではの面白さかもしれません。

診断で分かる、親子のタイプ。性格や個性、相性も見えてくる。

ここからは、実際に体験された、岡田さん親子に診断の様子を聞いてみたいと思います。

―診断タイプはどうでしたか?
「意外にも、私と娘が同じ『協調タイプ』でした。娘とは絶対タイプ違うはず!と勝手に思っていたので、え?そうなの?とびっくりでした」

―じゃあ、普段の実感とは少し違う印象だったのですね。
「娘に関しては、親から見ても当たってるなと思う部分が多かったです。例えば『人に喜ばれるのが好き』というのはその通りで、日頃から、相手を喜ばせたい!と思う子ですね。褒めるときに『すごいねー』なんて言うよりも、『ありがとう!』って言う方が、本人は喜びます。だからこれからも、『ありがとう』をたくさん言ってあげたいと思いました。
でも私は、娘と違って、もっと気が強いタイプだと思っていたんです。それが同じタイプだったので、意外に思えました」

―なるほど。娘さんより、ご自分のタイプが意外だったのですね。
「はい。でも診断をしてもらっているとき、すごく、褒めていただけるんですね。特に私が『こういう女性になりたいな』と思っている憧れの自分像に、私がなっているかのような。私自身はそこまでじゃないと思っているんですが、そうやって認めていただけると、自分のいいところが見えてなかったのかもと感じました」

―自分でも知らない、いいところを教えてもらったんですね。
「そうですね。私は『見えてなかった自分』が見えたのが意外な発見で、娘に関しては、『そうそう、その通り』と納得できる部分が多くて、安心を得た感じです。ただ、『協調タイプ』の娘が、もし、『リーダーシップを取りたい!』と言い出したとき、どうやってサポートしてあげたらいいかなというのも感じました」

こどもへの言葉かけ、才能の伸ばし方。殻に閉じこもった時の助けに。

―つまり、自分とは違うタイプになりたいと思ったときの言葉かけですね。
「そうです。自分にないもの、自分とは違うものを得たいと思ったとき、何をしてあげたらいいかなと。今は娘も幼いですし、私の見てる範囲で理解はできていると思うのですが、手が離れたとき、何を見て何を考えているか、分からなくなることもあると思います。『協調タイプ』の自分が辛くなったり、壁にぶつかったりしたとき・・・そういうときに合う言葉かけや具体的な褒め方を聞いてみても良かったなと思いました」

―今だけじゃない、娘さんの将来的なことも考えたのですね。
「はい。でもそういうときこそ、言葉じゃなくて、こういうカードがあるといいですね。親と会話しなくなったとしても、例えばパッとカードを取ってもらって、今こういう気持ちなんだなとか(笑)」

―なるほど、カードでコミュニケーション。分かりやすいですね。
「あと、こういうの、小学校の先生が使ったらいいかも。今日集まったこどもたちだけでも全然違うのに、クラスで何十人もいるこどもたちの性格を見るなんて難しいと思います。遊びでもいいからやってみて、こどもの基本的な性格や声かけの方法を知ってくれたら、先生もこどもも気が楽になるんじゃないかなと」

―確かに! 小学校に導入したら面白そうですね。
「きっと、日によって・気分によって、取るカードも違うと思います。そのうえで具体的なアドバイスが出来るんだったら、このカードは役に立つだろうなと。今まで『カード』や『カラー』は全然知らない世界だったから、今日はとても面白かったです。やってみて良かったです」

子育てで心配になるのは、一生懸命の証。大丈夫、その子その子の良さがある。

最後に、カラータイプ診断の講師をされた、ねきがわてるえさんに感想を伺いました。

「『カラータイプKIDS』は、子育て中のご両親にはピッタリのコンテンツです。当日は『今の気持ちにピッタリのカードを選んでください』という問いかけに、ターコイズのカードを2枚とも持って離さない子、黒のカードが気になる子・・・こどもたちの色々な様子を見ることができました。
またハートマークが気になる女の子が、全く参加者の方をみることができなくて『恥ずかしがりやで心配です』と言われるご両親に『大丈夫です、その子その子の良さがあります』と伝えることができたことが、私にとっては大変嬉しいことでした。

こどもたちは成長段階です。ご両親からの声かけで自分を認め、アートや言葉、音楽など様々な方法で表現することで、なりたい自分になっていきます。
決してタイプを決めつけてしまわず、こどもたちの無限の可能性を信じて寄り添ってあげてください。

本当に皆さん、一生懸命に子育てをやっておられます。
講師として立っているにもかかわらず、涙がでそうな場面もございました。
広いスペースで、少し声が聞こえにくかったのは反省点ではありますが、親子の笑顔がたくさん見れて大変嬉しかったです。
本当によい機会をありがとうございました。」

ねきがわさんは、今後も色々な場所で、こども向けのKIDS版や親子向けワークショップを続けていかれるそうです。
言葉かけに迷ったとき、こどもの性格が分からない・何を考えているか理解できないようなとき。
肩肘張らず、気軽にこどもの気持ちを知る手段のひとつとして、体験してみるのもいいかもしれません。

■カラータイプ協会http://www.color-type.jp/
「カラータイプfor KIDS」http://www.color-type.jp/certification/forkids.html