【きむ×LICO相談室vol.3】夫婦間で子育ての意見が違う・・・みんな、どうしてる?

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2017年10月に開催されたオヤノミカタフェスタの「子育ての悩みや質問に、きむさんとLICOさんがお答えする」という貴重な時間。

第3回をお届けします。

☆過去の記事はコチラ

【きむ×LICO相談室vol.1】こどもにイライラして自己嫌悪。どうしたら余裕が持てる?

【きむ×LICO相談室vol.2】こどもにダメ!と言ってしまう。許せるようになりたい。


質問3「2歳児が物を投げてばかり。これって、いつか治るもの?」

松井:次は少し具体的な質問です。「2歳児で思い通りにいかないことがあると、物を投げる。投げるのはいけないよって言っているのですが治らない。これは時期的なものなのでしょうか」とのことです。

LICO:どういう時に投げているのかで大きく違うのだと思います。「投げたらダメなんだよ」って中止をした時に投げたのか、それとも、遊びの延長で何かを投げたのか。子どもが抱えている気持ちって違うと思うんです。それでアプローチの仕方も変わってくるのかなと思うのですが。


でも、その時期って、投げるのが楽しい時期ではあると思うんです。まだまだ自分が言いたいことが言えない。周りよりも自分の世界で生きている子ども達なので、「ダメ」と言われても、「だって楽しいんだもん」という思いがある。
例えば、ただ、「投げたらダメだよ」じゃなくて、例えば「これだったら投げてもいいよ」とか、「ここに向けてなら投げてもいいよ」、とか、子どもが投げる楽しみを発散できる条件を提供してあげたりすると、ちょっと気持ちも、おさまるのかなって。

松井:それ自体を取り上げてしまうと、ストレスが溜まってしまうんですよね。

LICO:投げるのをすごく楽しんでいたら、それを取り上げるよりも、「ここでなら思いっきり投げていいよ」、「柔らかいスポンジのブロックだったらいいよ」、「お友達には投げちゃダメだけど、ソファに向けてならいいよ」とか。「全部ダメ」じゃなくて、「これならいいよ」っていう、「いいよ」を渡してあげるといいのかなと思います。

きむ:別の提案するみたいなことですね。

LICO:そうですね。否定で終わるんじゃなくて許可を出してあげる。

きむ:そもそも「物を投げる」ことが出来るって、すごいですからね。

松井:きむさんて全部ポジティブに捉えられますね(笑)

きむ:もちろん「人に向けたらあかん」とかは言いますけど。最近うちの子も嬉しそうに投げてるんで(笑)

質問4「夫婦間で子育ての仕方が違うとき、どうしたらいい?」

松井:続いては、パートナーシップに関する質問です。5歳の反抗期の子を持つ方からの質問。
自分は、子どものいろんな行動を認めてあげたいと思っているのですが、夫からはもっと叱ったほうがいい、わがままな子になるから、と言われます。夫婦間で子育ての仕方が食い違ってしまう場合、どうしたらいいでしょうか?」ということです。

きむ:「どういう大人になって欲しいか」が重要だと思います。それによって褒め方叱り方が変わるんじゃないかと。で、夫婦間で、「我が子が、どういう大人になって欲しいか」を揃えることが大事じゃないかなって思います。

松井:揃えることって必要ですか? 違ってもいいような気もするのですが。

きむ:根っこではお父さんお母さんで連動していたほうがいいと思っています。あべこべのこと言われると、子どもが困惑するんじゃないかと。

松井:確かに。

きむ:だからそれこそ、夫婦で話すって大事なことやろなって。

松井:やっぱりつたえ合うってことですね。LICOさんは、どうですか?

LICO:「厳しくしなきゃ」って思っている旦那さんも、子どもを愛しているからそう思うんですよね。なので、旦那さんの意見を頭っから否定してしまうと、旦那さんそのものを否定してしまうことになるので…。本当に夫婦間で意見が違う時って難しいなと思います。


でも今、私が納得しているのは、私と主人の場合「自分の意見を言えて、自分を大事にできて、周りの人も大事にできる大人になって欲しい」というのが第一です。
その気持ちを、子どもたちの中に根付かせていくためにどうしたらいいのか、逆算して考えたら、親としてやるべきことって、見えてきますよね。
時に厳しくすることも子どものためになるけれど、2人で一緒に問い詰めてしまったり追い詰めてしまったりした時に、子どもの逃げ場がないと、苦しくなってしまうと思います。だから夫婦で、褒める役と叱る役で役割を分けるのはいいなって思います。

松井:やっぱりそれも夫婦間で伝え合うことが必要という事ですね。どういう役割で行こうかって。

●きむ:叱るポイントは違ったりしますけどね。僕も妻も「人としてこれはあかん」というラインで叱るので。例えば、妻は妻で、ご飯の時に食べ物を粗末にしたら叱るし、僕は僕で、「死ぬ」みたいな良くない言葉を使ったら叱る。なので叱るポイントはそれぞれ持っていますね。

松井:それは話し合って決めたりするんですか?

きむ:特に話し合って決めることないですね。

松井:見ていて、なんとなくお互いがどういうポイントで叱るのか、分かっている感じですね。そういうのいいですね。
叱るポイントは、夫婦間で違ってもいい。でも「どういう大人になって欲しいか」というところは共有する。そのために出来ることを、お互いに役割を考えながら、協力してこどもに向き合うということですね。

質問5「感動する言葉を生み出せる秘訣は?」

松井:では最後に。「どうやったら感動する言葉を生み出すことができるんですか?」これはいかがでしょう。

きむ:感動させようと思って書いてないです。今日を楽しく一生懸命生きていたら、自然と、感動してもらえる言葉が生まれてくるのかなって思います。

というか自分の人生が面白くないと、面白い言葉って生まれてこない。毎日を一生懸命、面白く生きてたら、自然と言葉は生まれてくるのかなって思います。


だから、最近いい言葉生み出せてないと感じる時は、自分が面白く生きられていないってことなんやろうなって思いますね。考えて書いた言葉って届かないんですよ。頭だけで書いた言葉。受け取る側の人も、そういうのって、本能で見分けられるんやろうなって。やっぱり自分が本気で思っていることしか伝わらないんですよね。

LICO:私も感動させようと思って考えると書けないですね。私自身、普段から細かいことに対して感動屋だなって思います。嬉しいとか綺麗とか、そういうちょっとしたことにも、自分の感情が動くことが多いです。


忙しいと、「ああ忙しい!」という感情で終わってしまいがちなんですけど、ふと見上げた空が綺麗だと、「ああ、こんな色ってあるんだな」って思ったりとか、「きれいだね」って子どもに話しかけたりとか…そんな小さなことを見逃さないようにはしています。

松井:普段の生活に転がっている感動に気づくか気づかないみたいな感じですか。

LICO:そうそう、そんな感じかもしれないです。

きむ:いちいち、ちょっとしたことでも喜べるほうが楽しいんやろなって思います。

松井:そういう毎日、素敵ですね。こどものちょっとした成長を喜んだり、風景に感動したり。そこから自然とわき上がった言葉は、やっぱり沢山の方の共感を呼ぶんでしょうね。


以上、きむさんとLICOさんへの質問コーナーでした。

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