発見!あかちゃんと楽しめる京都! 子育て中のママがつくったガイドブック

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0歳から楽しめるおでかけガイドブック

あかちゃんのお世話は家の中ではもちろん、おでかけ先でも一苦労。「授乳」「オムツ交換」「ぐずる」…と人目を気にすることがいろいろありますよね。

 

私の子供があかちゃんだった8年前も、仲良しのママ友と気合を入れて“電車に乗っておでかけプラン”を決行したものの、ベビーカー移動だったためエレベーター探しに苦労したり、ぐずる我が子をあやしながら授乳やオムツ替えスペースを求めて歩き回ったりと、もうヘトヘト。おでかけしたことによるリフレッシュよりも、不慣れな外出先であかちゃんのお世話に疲れ果て、ストレスを感じた自分に悲しくなった苦い思い出があります。

 

そんな「あかちゃん連れのおでかけは大変だ」という一般的な概念を覆すガイドブックがあるんです。それは『あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖』(以下『おでかけ手帖』)。あかちゃんとのおでかけが何倍も楽しくなる京都のガイドブックで、ママ・パパ・あかちゃんの強い味方になってくれると思います。

 

 

この本のすごいところは、すべてが親目線、あかちゃん目線でつくられているということ。普通のガイドブックでは網羅しきれないほどの親に嬉しい情報が盛りだくさんでびっくり!

 

エレベーター・授乳室・オムツ替え・ベビーカーのまま入れる多目的トイレなど一目でわかる地図も掲載されていますし、なんと、おでかけ中のママやパパたちに聞いた「ぐずったときの必殺技」や、助産師さんに聞いたあかちゃんとおでかけする際のワンポイントアドバイスまで載っています。

 

 

親子で無理なく楽しめる「おでかけモデルコース」もあって、京都に住んでいる人にも、京都へ遊びに来る人にも役立つと思います。

 

また「あかちゃん大歓迎!」という京都の様々な飲食店や服・雑貨店なども紹介されていて、「え!?こんな敷居の高そうなお店もあかちゃん連れOKなの?」と嬉しい驚きもたくさん。他にも親子で楽しめるヨガやお料理教室、クラシックコンサートやパパも子育てを楽しめるイベント、ママが美しくなれる美容院やネイルサロンの癒し&おしゃれスポットなど、親子のワクワクが広がる情報も記載されています。

 

 

『おでかけ手帖』を見ているだけで、あかちゃんと一緒に楽しくおでかけできちゃう時間が想像できて、ウキウキしてくるガイドブック。「あ~、我が子があかちゃんだった8年前に出会いたかった~!」と思いながら『おでかけ手帖』をペラペラめくっていると、8歳と5歳の息子たちが寄ってきて「うわ! ココおもろそうやん!今度いこ!」と興味津々(笑)。あかちゃんを卒業したこどもたちにも気になる内容のようです。

 

取材だっていつもこどもと一緒

なんとこの『おでかけ手帖』をつくったのは、本づくりの知識も経験もなかった子育て奮闘中の4人のママたち。

 

「事前にあかちゃん連れに役立つ情報を知っていれば、時間にも心にも余裕が生まれて、おでかけがもっと楽しめるはず!」

「あかちゃんと一緒に楽しめる京都がきっとある!」

 

そんなアツい想いをもったママたちが集まって、『あかちゃんとおでかけ手帖をつくる会』を2013年6月に発足。あかちゃんを抱っこひもやベビーカーに乗せて一緒に京都の町をねり歩き、時にプロのアドバイスを受けながら企画・取材・執筆・編集などほぼ全ての作業をママたちで担当。

 

 

今までにない、ママ・パパ・あかちゃんが本当に楽しめるおでかけガイドブックを目指して、約2年の月日をかけて完成。2015年7月に出版した初版2,500部はほぼ完売し、嬉しいママの声が続々届いたそうです。

 

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「初めてのこどもでどうしたらよいのかわからなかったので、バイブルになりました!」

「授乳室やオムツ替えのマップがついているので、授乳タイムに合わせて帰宅しなければ、という時間の制約から解放されました。時間を気にせずのんびり外出してもいいんだ、と心のハードルを下げてくれました!」

「楽にこどもとでかけられるようになって、育児を楽しめるようになりました!」

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親の笑顔はあかちゃんの心の栄養

「もともとおでかけが大好きで、出産直前までアチコチ出歩いていました。ところが出産すると、慣れない育児が大変でなかなか外出できないし、自分ひとりの自由もなくて…産後うつになりました。やっとの思いで外出しても不便なことがいっぱいで…」そう話してくださったのは『あかちゃんとおでかけ手帖をつくる会』を発足した早川美咲さん。「私みたいに楽しく親子で外出できないストレスを感じているママがたくさんいるはず。大好きな京都をもっと楽しみたい! あかちゃん連れ専用のガイドブックがないなら、私たちママでつくりたい!」と一念発起。

 

 

出産前は存分に楽しんでいたおでかけを、子供が生まれたことで諦めるのは悲しいこと。ママやパパがおでかけを通して笑顔になれたなら、きっとあかちゃんも五感の刺激とともに心の栄養をいっぱい得られるはず。あかちゃんと一緒でも、いや、一緒だからこそ楽しめる京都がきっとある! 『おでかけ手帖』はそう感じさせてくれる素敵な一冊です。

戸惑いながらも決意した改訂版の出版

とはいえ、こどもがそれぞれにいる中で仕事ではないプロジェクトを進めるのは大変なこと。初版本の在庫が少なくなってきた時、改訂版を出版するか否か迷いがあったそうです。それでも、初版本で得た反響の大きさと、一組でも多くの親子の笑顔をおでかけ先でも増やしたい想いが背中を押し、改訂版の出版を決意。

 

2人の新メンバーママを迎え入れ、充実していた初版本をさらにブラシュアップ。お店やイベントの新情報を加え、京都市広域地図を追加してより使いやすいガイドブック『改訂版 あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖』を2016年5月に出版。多くの方からの嬉しい声をたくさんもらい、さらなる反響の高まりを実感されているそうです。

新たな京都の魅力を発見

「子育てだけで目が回りそうなのに、やったこともないガイドブックづくりをママだけで取り組むのは、大変じゃなかったですか?」愚問だと思いながらも聞かずにはいられず、改訂版に携わった山本安佳里さんに伺うと、「すごく大変でした(笑) でも知らない京都がたくさん知れて楽しみながら取り組んでいました!」と満面の笑みで答えてくれました。

 

 

以前のお住まいは東京だった山本さんが、ご主人の転職で妊娠中に京都へ移住。切迫早産で自宅安静が続いたため、憧れの京都を出歩けないもどかしさを感じ悶々とする日々。その後元気な女の子を出産し、親子でおでかけをもっと楽しみたい、とメンバーに加わったそうです。確かに、私も大学・職場が京都で11年間通っていましたが、私の知らない京都が『おでかけ手帖』にはいっぱいでした。

ママの想い・行動が、人・町も変えつつある

興味深いのが『おでかけ手帖』の取材・出版をきっかけに、ベビーカーでも移動がスムーズになるよう新しくスロープを取り付けたお店や、あかちゃんのお世話設備をより充実させた施設などが増え、京都をより“あかちゃんウェルカム”な環境に変えつつある、ということ。ママたちのアツい想い・行動が、人の心を動かし町までも変えようとしているのです。

 

そして今、早川さんと山本さんは新しいプロジェクトに向けて動き出しています。あかちゃん・こどもと一緒に京都の祇園祭を楽しめるプロジェクトを企画中。はたしてどんな新しいプロジェクトなのか…、子育てしながらもパワフルに新しい取り組みに挑戦し続ける原動力は何なのか…気になる続きは次回ご紹介したいと思います。

 

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