親たちの不安やイライラを溶かしてくれる場所【LICO × MaMan KYOTO】

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京都で親たちのために活動するMaMan KYOTOという団体があります。

そのMaMan KYOTOさんが主催するイベントにお伺いしてまいりました。

この日は、人気ブロガーLICOさんを招いてのイベント。

子育てを大変だと感じる本当の理由」という記事、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。本も執筆されています。

会場は、京都の天性寺さん。繁華街のど真ん中にあるお寺です。

会場に入ると、すでに多くの親御さんが集まっていて、すごい熱気。こどもや赤ちゃんもたくさん。

お寺というのが、またいいですねー。畳一面の大広間、窓からは広いお庭が一望できる。落ち着くのとワクワクするのが同時に来た感じ。

講演会という形ではなく、参加している親御さんからLICOさんに質問する、という形で会は進んでいきました。

最初から最後まで質問会というのは、結構、珍しい形式ですよね。

はじめに講演すると、本当に聞きたかったことが質問しにくくなるかも(質問する側の考え方が違っていた場合など)、という細やかな配慮だそう。

どこまでも参加者の心に寄り添う姿勢が、すごい。

いろんな質問が出ていました。

「1歳半の子がなかなか食べてくれない」

「ご飯の途中で遊び出すのを改善したい」

といった日々の悩み。

「主人が、『のびのびさせたほうがいい』と言って何でも許すのでイライラする」

「自分の子育てのこだわりが主人に伝わらない」

といった、パートナーとの悩み。

「こどもが3人いて、いちばん上の子に厳しくしてしまう」

といった自分自身に対する悩み、などなど。

そういった質問にお答えするLICOさんの言葉は、

「・・・するようにすると、きもちがらくになるかな」

「がんばってきた方がすごく多いと思うんですよね」

「『こうしたらよかったかなー』と思いすぎるとしんどくなっちゃう」

「すこしだけでもこどもを甘えさせる時間があるといいかな」

「理想をもちすぎるとうまくいかないことのほうが多いから・・・」

と、相手の気持ちになって、一言づつ丁寧に言葉を選び、誠心誠意お答えしているのが、見ているこちらにもありありと伝わってきます。

ほんと、心から味方になろうとしてくれているのが、よく分かる。

途中、LICOさんのお子さんがママに甘えたくなったので一時休憩、というハプニング(?)もありながら、終始、どこまでも優しい雰囲気の中で会は終了。

最後に参加者おひとりずつ言葉を交わすLICOさんの表情は、思いやりに溢れ、「気持ちに寄り添う」というのはこういうことなんだなと、感じさせてくれました。

そして、わたしが個人的に印象に残っているのが、LICOさん自身、お子さんが偏食で困ったことがあると話す中で、「わたしの場合、(こどもが)自分の好きなものを楽しんでいる時間なのかな、と考えるようにしました」という言葉。

「しばらくすれば、また、違うものを食べるようになるだろうし、何が何でもそのときに食べさせなくてもいいんじゃないかな」と。

親って、つい、「これじゃダメだ」、「なんとかしなければ」と不安やイライラを感じてしまいがちなんですが、こどもが成長していく一連の時間軸の中で見れば、それってほんの一瞬にすぎなかったりするんですよね。

そんな大きな視点で受けとめたい!と思いながらも、でも、それって、振り返ってみて初めて分かることでもあり、その時はどうしても感情的になってしまいがち。

感情的になるのは、まあ、しょうがないことだろうと思うので、必要なのは不安を受けとめてくれる場所。

LICOさんは、まさにその不安を包み込んで溶かしてくれる、そんな存在だと感じました。

参加した親御さんも、心の余裕をめいっぱい増やして帰られたのではないかと思います。

オヤノミカタとして、引き続き、LICOさんとMaMan KYOTOさんの活動に注目していきたいと思っています。